ずっと気になっていた【持たない幸福論】をやっと隣町の図書館まで行き、借りることができた。書いてあることが同感すぎて、あと具体的に言語化されつくしていて一気見してしまった!
タイトルにある「働きたくない」「家族を作らない」「お金に縛られない」。このテーマで本は書かれているのだが、それぞれが私の言葉にできなかったけど、なんとなくふわっと感じていたことで、その言語化具合に感動。しかもこの1週間以内に読んだ本や映画が(「銃・病原菌・鉄」や「私を離さないで」など)複数引用されており、「え。これ私最近見たやつの話、、分かるー!タイミングすごっ運命感じる!(‘Д’)」と勝手に気が合うなんて思ってしまい、一人テンション上がっておりました。(*ノωノ)
人間が大脳の発達により、物事を複雑に考えられるようになった結果、どうでもいい事まで悩むようになってしまったがゆえの苦しみや生きにくさや現代の状況だとか、
それに伴い、子供を持つこと、家族を持つことに対する理想と現実。家族化が生きにくい時代背景だとか、
つい最近私がこのブログで書いていた【心のボヤキ】と似たような内容が書かれていて、著者の意見をこの本から頂けてとても面白く、同感できるところが多々あり、こういう内容を語り合えたら面白いだろうなと思った。
私にまだ足りなかった視点として、「孤立しないで社会、他人との関わりを持ち続けること」という部分。人間の構造上‘‘孤独‘‘では耐えられないようにできてる(「これがうまくいかないとゴミ屋敷住人のような自分の固い、狭い価値観でしか生きられない人になる(要は見てて痛い人)」←めちゃ納得)から、うまくその時々の状況にあったコミュニティに参加でき、流動的にも複数人間関係がある状態をもう少し意識しなくてはいけないなと思った。
著者はシェアハウスに長年住んでおり、コミュニティの大事さについてわかりやすく教えてくれた。人嫌いの私でもシェアハウスは長期的に見た時、経験としても大ありかな、してみたいな!と思えた。
ただ、私自身30歳を超えてきて、生活の譲れない部分も出てきてしまう。私にとってシェアハウスの何がネックってトイレ、風呂共用問題かなあと。できれば自室に自分だけが使えるトイレ、お風呂があれば最高だな~って思う。共用トイレだと思いっきりブリッと排泄できないんです。(笑)においや音、滞在時間もメンバーに配慮しないとな。。なんて考えがちでさ。気にすぎかもだけど。 でもシェアハウスは今後もっとニーズが高まるだろうし、そんな中で自室にトイレ、風呂付ハウスなんてできたら最高です。
ただ幸せに生きたいだけなんだけどな。もちろん物質的にはすっごく幸せなんだけど、心が常に不安がるような、満たされないようなそんな感覚。それを紐解いてくれたような気がした本でした。
以上、まるこ【持たない幸福論】を読んで、でした。
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