ここ数年で学んだことで、「本当の事や本質的な事は、人を傷つけることもあるから言わない方がいい場合がある」ということ。これは本当にきれいごと過ぎて嫌だなあって個人的には思うけど、なぜ言わないほうがいいのかというと、結果的にいろんな意味で自分を守る事に繋がるからだと思う。
私は正義感の快楽もあってか、たまに本質的な、相手にとって事実であり本当の事(相手にとって都合の悪い系)を直接伝えてしまうのだけど、それは相手を傷つけることであり、最終自分にもいい影響はない。
「人はみな都合のいい自分を信じていたい。」人間には自尊感情があり、これが傷つけられることで、うつっぽくなったり、最終自死したくなるような感覚にまでなってしまう。私が人に毒づく(本質的な事を言う)際、しばらくして考えることもある。言わなくてもよかったのか?という後悔の気持ちとともに、別にこの人を傷つけて、死んでほしいとかそこまでの気持ちは1ミリもないが、相手に都合の悪い自分の認識をしてショックと同時に自分を見直してほしいという思いがあるのだろうと考えた。これは私の勝手な期待であって、相手に押し付ける必要はないのに。
私にとって毒づく(本質的な事を言う)ということは、相手に気付きを与えているつもりでも、ほとんどの相手(そもそも都合悪い事を無自覚にしているような)には、ひどい事を言われたという被害者の認識にしかならない。(未熟な人ほど、すぐ被害者になりたがる)人は誰しも自分が可愛いし、都合の悪い側面はみたくないもの。もちろん私も、言われれば傷つくだろうし、言われたらその意味を結構考えたりしたくなるのだけど。。。みんながみんなそうではないのだと、この数年でようやく理解しました。すぐ他人のせいにする人のターゲットにならないためにも、相手との関係性、深さなど考慮した上で、言葉は選ばなくてはいけない。(おかげで、うそも方便的な意味も少しずつ理解してきた)
とはいえ、これはこれで、人間関係の選別もできるようになるので、この視点を持って人とコミュニケーソンをとると、ちゃんと自分の人生に責任持った、不都合なことにも目を背けない人という、真に大人な人たちと人間関係ができたりすることもあるので、いままでの失敗も悪くはなかったなと思える今日この頃のマルコでした。
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