あなたは友達にお金を貸したことがありますか?
一言だけ経験者としてアドバイスさせて頂くと
お金を貸すと決めたなら、(気持ちは本気で)あげるつもりでね。
そう決めておかないと、のちのち、なぜか自分が病んでいくんだよ。。。
これは金銭の貸し借りに無縁だと思っていた私が、お金を貸すことによって苦しみ、精神成長できた過去話のシェアです。
ただ、やはり結論 ※友人同士のお金の貸し借りはしないほうが絶対にいいです。(あたりまえですよね。。。)
きっかけは突然に
貸した相手は子供のころからの同級生、大人になってからもずっと仲のいい友達でした。その子とは、割となんでも話せるほど、信頼できる関係で人柄の良さもあり、大人になってからも付き合っていきたい一人でした。
ある時、その子の彼氏関連からくる話でお金を貸してほしいと突然連絡がきました。
「そういうことを気軽に頼む子じゃない」という確信があったので、これは何か本当に大変な事があったんだろうなとあえて特に深い理由も聞かずに、すぐに貸すことを決めました。(15万位)
お金はその後、返済予定よりちょっと遅れましたが、最終的に返ってはきて、これで終わるかとおもったのですが、、、
一度で終わらなかった
しかし、そこから3万とか5万とかの額で貸してくれないかという連絡がちょくちょく来るようになります。理由はすべて彼氏や家族関連との事。
さすがに、私も怪しさを感じずにはいられないので、チクチク「彼氏本当に大丈夫なの?」的な事を聞いたりしていましたが、その時の友達は彼氏を信じたい気持ちがあったようで、それ以上踏み込めませんした。(宗教と同じで否定しちゃよくないのかな、、なんて思っていた)
とはいえ、困ってる友達の力に少しでもなるのならと、私は無理ない範囲で貸すことにしました。
自分の中の悪魔が登場
貸したお金の額が増えていくにしたがって、少しずつ私も不安といらだちが出てきます。
このころから、自分の中に友達に対してものすご~くどす黒い感情が湧くようになります。
・人のお金なんだと思ってるの?
・私今リアルATMみたいだね(笑)
・なんでそんな簡単に約束やぶれるの?恋は盲目なの(笑)?
・遊んでないで、仕事でもしてお金返す誠意でもみせてくれよ
・あれ、私なめられてる?実は約束破ってもいい的な、そういう存在?
・その今身に着けてるキラ☆キラしてるアクセサリー売ったら、すぐ返せるよね?
・え、しかも最近買ったの?は?なんで?優先順位おかしくないか?
などなど、
信頼し好きだった友達に「え、バカなの?なんなの?あなたの思考大丈夫?」って思ってしまった自分への嫌悪や、裏切られたようなショック、友達として対等でない舐められたような悲しみが強く、一人泣いたときもあります。
本当はそんな子ではなかったはずなのに、彼氏の影響で友達の人柄や行動がこうも変わっていくんか、、、と人間の優先順位を突き付けられた気持ちにもなりました。しばらくはこのことばかり考えてしまい、気分が沈み、その当時はだいぶ心が病んでました。
まじ恋愛は脳みそチンパンジーになるんだなって本気で思わされました。(笑)
反省
結果、友達の彼氏が詐欺師っぽい元凶なのは間違いないのですが(のちに確認済み)それ以前にお金を貸すことについて無知で、何も考えなかった私も大バカだったんだなと反省に変え、なんとか気持ちの面は乗り越えました。
当時よく考えてたのは、「お金を返せなかったら友達じゃないのか、見る目を変えるのか」って事です。
私は悩んだ結果、とりあえず「返す気があるうちは友達でいよう」と決めました。(私甘いですね。) 私にとって彼女はメリットデメリットの関係ではない昔からの友人だからこそ、そこまで嫌いになるとか簡単にできなかったです。この件を除けば、人として好きなところも尊敬できるところもあるのでそういう所を見ていこうと、(今は)思ってます。
私の学びとして「お金」って人間の本性を引き出す恐ろしい道具でもあるから、 その扱いには気を付けなくてはいけないということです。学びにつなげただけOKと思うようにしました。
お金を貸すなら返ってこなくても恨まない、忘れるくらいの覚悟が必要です。
その覚悟すらないのに、お金を貸すと最終結果、なぜか自分が相当モヤモヤします。
覚悟ができないのであれば、絶対に断るべしです。
現在
結果的に現在まだ数十万円貸している状態が3年近くになりますね。こんなに長引くのもまた驚き。(苦笑)
今の気持ちとしては、「もう返ってこなくてもしょうがないな~。」と「でも返ってくるならうれしいな~。ボーナスの気分(*’▽’)。」一応両方はありますね。
友達も悪い子ではないので、一応今の時点でも返す意思は見せてきています。
正直、今後本当に返ってこなくても、大丈夫なくらいメンタル強くはなったので今となってはいい経験としてシェアさせてもらいました。
皆さんもお金の貸し借りには本当に注意してください。
以上、まるこの体験エピソードでした。
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